『平成18年度 スキーテクニカルキャンプ』参加レポート

 椎橋敬太さんより3月9日〜12日に志賀高原・一ノ瀬スキー場で開催されたスキーテクニカルキャンプのレポートが寄稿されました。
一ノ瀬ファミリーをバックに (左から2人目が椎橋敬太さん)
 湘南スキークラブ主催の「スキーテクニカルキャンプ 志賀高原・一ノ瀬スキー場」へ2006年3月9日-12日に参加しました。このキャンプはクラブ員合宿と合わせて一般参加のみなさんといっしょにスキー教室を行いながら、広大な志賀高原スキー場を存分に楽しめることが魅力です。

 夜行バスで伊勢原駅を出発し、横浜駅と新宿駅を経由して一ノ瀬スキー場「ホテルむつみ」へ、到着後には仮眠もできて参加者にとってもうれしいことです。スキー教室は技術レベルに合わせて各班数名に分れます。今回受け持った班にはパラレルターンがなんとかできるレベルのメンバー3名。班分けで感じた印象から、無理な力を使わずに楽に滑ってほしいと思い、講習テーマを「楽なポジショニング」としました。準備運動では、その場でジャンプを繰り返して着地した時の姿勢を覚えてもらいました。脚を少し折って次のジャンプを準備するような姿勢で滑ると良いと思います。
 志賀高原スキー場の各ゲレンデを滑り巡るのことを目標にツアーを開始、午前中は寺子屋から東館山,ブナ平ゲレンデヘ向かい、山頂の硬い雪から春らしいザクザク雪へ変化に苦戦しながらも長距離クルージングを楽しみました。
 昼食後は脚を動かすためのバリエーションを練習しながら西館山からジャイアントゲレンデへ、脚を大きく屈伸することもポジショニングに有効と思います。初日最後は高天ヶ原のコブ斜面へ、コブの頂上を目指す滑り方を練習しました。

焼額山・奥志賀ゲレンデ
 2日目は天気も良くて奥志賀ゲレンデ方面へ遠征ツアーに向かいました。上半身や腕の使い方をバリエーションで練習し、雪面に対して垂直に楽な姿勢で滑れるようになってきました。途中、焼額山で行われていたワールドカップをちょっと見学し、コーヒータイムを挟んで奥志賀で昼食休憩、メンバーのみなさんは休憩中もリフトへ向う元気があっておそれいりました。(私は昼寝、、、)
 午後からは一ノ瀬ゲレンデでバッジテストが開催され、受験者のみなさんは見事な演技を披露していました。合格された方おめでとうございます、残念だった方もあきらめずに頑張りましょう! 夜の懇親会では「ターン切り換えのポジションがうまくできない」「斜面が急になると怖くなって力んでしまう・・」などフォームの確認や課題点などが話題になりました。いつも思いますが参加者のみなさんはとても研究熱心です。

 最終日は雨混じりの天候でしたが、半日フリー滑走で蓮池,丸池を経由してサンバレーへ。他のみなさんもリフト開始前にはホテルを飛び出し、思い思いのゲレンデを巡っていたようです。
 今回で8回目の参加となりますが、毎年楽しみに参加しています。他のスキー場にはない大きな規模が醍醐味でしょう。みなさんもテクニカルキャンプで楽しみを広げてみませんか。

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