『平成18年度 指導員研修会・理論』参加レポート

 山内望さんより11月13日に小田原市民会館で開催された指導員研修会・理論のレポートが寄稿されました。
 11月13日、初めて指導員研修会の理論へ参加してまいりました。去年は仕事で行けなかったので、右も左も分からない中での参加。場所は小田原市民会館。指導員研修会は実技と理論の2種類があります。指導員や準指導員の資格を取得をしたら、必ず参加しなければなりません。スキーの技術は日々進化しています。その新しい技術や考え方を知り、実践に結び付けて行くのが指導員研修会です。
 まずは、会場に着いてびっくり!大変な賑わいでした。地区ごとに分かれた受付で準指導員証を出すと、受付の方が名簿で名前をチェックします。私の名前があって一安心。「とりあえず準指になっているんだな」と妙な実感が湧いてきました。
理論研修会風景
 先に着いていたクラブの皆様が確保しておいてくれた席に着くとまもなく研修会が始まりました。前半は、神奈川県スキー連盟の役員の方々のお話し。登壇される先生方のお話を「なるほど」「そうか!」と納得しながら拝聴いたしました。景気動向は上向きながらも、庶民には実感ナシの今日この頃。業界も若干の明るい兆しはあるにしても、一度スキーを経験しに来た方を如何に2度3度と足を運ぶようにするかは難しい話です。私も一度は「スキーなんてつまらない、難しい、面白くない!」と匙を投げた人間です。その気持ちを変化させたのは平沢文雄先生のスキー講座(NHK趣味講座、例のトン・トン・ツーです、覚えている人は少ないでしょうが)です。「これならできるかも?」と思い、実際やってみたらできるではないですか!初めての方がリピーターになるには、やはり再度来る理由を提供しなければならないのでしょう。その理由が「できた」「次にはできるかも」「スキーに行ってよかった」等何でも良いから、次につながるような経験を提供することが大切なのかもしれません。
 途中の休憩で雪上行事の申し込みを行いました。ちなみに理論研修会では行事の申し込みやスポンサーの商品展示などがあり、とっても便利でした。一度は足を運んでみてください。
原稿を寄せてくださった山内望さん
 休憩後は市野先生の講義。スキーがここまで科学的なものになっているとは目から鱗、二階から目薬。常日頃からクラブの先生方が熱くスキー理論の話を語るのも納得。如何に市野先生の話を解釈して自分の物にするか、どのように実践するのか、考えさせる要素をこの講義が提供していたのでした。また、スキーを楽しみたい人達に、その各レベルに応じて、この講義の内容を指導に生かすということは並大抵のことでないことも感じさせられました。「これからは私も少し頭を使って行動するようにしなければ」と考えさせていただける講義でした。
 研修会終了後はお決まりの飲み会へ突入。途中、懐かしい方も加わり、同行のヤブセンセお勧めの洋食屋さんで軽く一杯のつもりが頑張ってしまいました。ところで理論研修会はお昼からの開催でほとんどお昼ごはんは食べていないので、注文する物も米だのスパゲティだのお腹にたまる食べ物が売れ線でした。
 ここは一発酔っ払うかと覚悟を決めつつ、オイラさんを見ると肌の色は変わっていないが、同じ話を繰り返し語っている。内容は「北海道行事に行きたいが上司の許しがもらえない。上司にオイラを北海道に行かせるようにメールを送って欲しい。」とのこと。「そんなことならお安い御用だ!」と私と次期エースのセンセが乗り気になっても納得しないで、また同じ話しを繰り返す。どーもオイラさんの考えていることはよくわからない。やっぱり酔っ払っているのでした。宴も竹の子、でもここは小田原。終電車よりずっーと前に帰らないとお家に着けなくなってしまうということで、比較的早い解散となり、私の指導員研修会理論の1日は終わっていったのでした。
 さて皆様、ここまで読んでお気づきのことがあるのではないかと思います。そうです。登壇された先生方の話の内容がないのです。私としては残念でなりませんが、研修会の話の詳しい内容はSAKのホームページに譲ることになってしまいました。期待して最後まで読んでしまった方、ゴメンナサイ。

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